花粉は世界でただ一つ, 人間が生きていく上で、必ず必要な栄養素
『必須栄養素』といわれる18種類のビタミン、20種類のミネラル、そして8種類のアミノ酸の合計46種類を天然で完全なるバランスで含まれているのです。
花粉はこの必須栄養素の他にも、身体の生理作用を助けている酵素として、カタラーゼ、アミラーゼ、サッカラーゼ、ジアスターゼ、フォスファターゼ、ペクターゼ、リパーゼ、プロテアーゼなど、多数の酵素が含まれています。
さらに、核酸、ポリフェノール、植物ホルモン、成長物質、天然の抗生物質など、
生命誕生と維持に必要なものを全て含んでいます。
こんな小さな花粉に、生命に必要な全ての物質が含まれているなんて、みなさん信じられますか?
人間が、この先、どんな叡智を持ってしても、この奇跡のような食をつくることは、何千年・何万年経とうとできないでしょう。
世界の食歴としては、とても古く、西暦紀元前から西アジアやエジプトの古跡で発見されていて、日本でも、「本草綱目」和刻本にも花粉のことが載っています。
北欧の神話では、花粉だんごが、ご神こう(神様のおかず)と呼ばれていますが、この完全栄養食としての観点から考えると不思議ではありません。
みつばちは、一回の飛行で、1500もの花を回ってくるといわれています。
雄しべの花粉を集めて、雌しべに受粉します。
自分自身も生きて精力的に働くために、花粉を蜜とで、足でまとめ合わせてだんご状にしたものを巣に持ち帰り、蜜と共に食します。
みつばちは、私たち人類よりもはるか昔2千万年~1千万年前より存在 し、今日まで新化の形をとらない、精密かつ極めて正確な不思議な生態を持っています。
私たちの地球は、みつばちたちのお陰で、多くの環境や生物が守られていますし、花粉だんごもこうして私たちも食することができてこんなにも豊かな健康を頂いています。
みつばちさん!!花粉さん!!本当にありがとう!!
さて、ここで大事なことがあります。
花粉をどのように食べたらよいのか・・・という大変大きな課題がありました。
実は、花粉の外膜は、花粉の大切な生殖核や栄養素を酸化させないためや
外敵に破られないように守るために、それはそれは堅い膜で覆われていて、
そのまま食べてもなかなか消化されづらいということでした。
私も初めは、花粉ダンゴをそのまま口に入れて水を飲んで飲み込んでいました。
その次に、花粉ダンゴを水に溶かして飲みました。
ダンゴ状のかたまりは、バラバラにこそなりますが、花粉そのものが溶けるということではありません。
それでも私にとって効果はありましたが、やがて消化しづらいということがわかり、
もっといい方法はないかとずっと食べ方を探していました。
花粉という商品の中には、花粉をエキス化して抽出したものがパウダー状になっていたり、カプセルになっていたりいろいろあるようです。
私も何度かパウダー状のものを数種類食べたことがあります。
きっこの商品もいいのでしょうが、花粉本来の命を生で丸ごと頂きたい私にとっては、色々な加工をしない花粉そのままを頂くことを、とても大切にしたいという考えがありました。
数年かかりましたが、ベストの食べ方をついに見つけました!!
人間考え続けるといい答えがでるものですね。
それは、どうするかというと・・・・
“コーボン”という生きている酵母菌(これも生殖体があり、親は子をつくり増殖するすぐれもの)が入っている、60年以上の歴史がある、
生きている天然酵母発酵飲料と合体させるという方法だったのです。
両方とも生きています。
合体させることで、堅い外膜が酵母によって分解されるのです。
ドロドロの生きていて、それはそれは不思議で画期的な、
味噌がやわらかくなったようなものに変身することに、成功しました!!
このドロドロの花粉コーボンを常温で保管して、毎晩大さじ一杯づつ、ミネラルウォーター(これも常温)に溶かして飲むようになりました。
この、ドロドロ花粉コーボンのお陰で、大切な栄養を丸ごと食べることができ、消化・吸収力が増して、カラダの自然力ともいうのでしょうか、
自然力が上がり、カラダ全体をいきいきとよみがえらせてくれます。
またある意味では、合体することで、それぞれの本来持っている以上の力を引き出しあっているような気がします。
この自然が織りなす、自然ならではの力に、
感謝の気持で一杯になります。
私は、このコーボンに出会ったお陰で、発酵食の面白さを教えてもらい、
今日に至るまで、発酵食を追求することになったのです。
この世に、ノーベル健康賞なるものがもしあるのなら、
私は、この子たちに差し上げたい気持ちです。
自然の力よ!!本当にありがとう!!
この出会いを大切にしていきます。